台湾手揺茶を日本語で組み立てて中文で店員さんに伝える — ウェブツールの紹介とホーム画面への追加方法
台湾の街角で、手揺茶(ショウヤオチャ)のスタンドの前。メニューを見ても、店員さんに「甜度?冰塊?」と聞かれても、何と答えればいいか分からない。
そんな時に開く、小さなウェブツールを作りました。
台湾手揺茶 — yukihimetw.blog/order/
日本語で飲料・甘さ・氷を選んで、▶ ボタンを押すと、スマホが中文で店員さんに読み上げてくれます。
どんな道具か
5 つのセクションから、自分の一杯を組み立てます。
- 飲料(紅茶/緑茶/烏龍茶/四季春/普洱/冬瓜茶 + 奶茶系・鮮奶系・在地系)
- トッピング(珍珠/波霸/椰果/粉圓/布丁/仙草凍/愛玉/蒟蒻、複数選択可)
- 甜度(全糖/少糖/半糖/三分糖/無糖)
- 温度(正常冰/少冰/微冰/去冰/常温/温/熱)
- 容量・杯数(中杯/大杯、1〜5 杯)
選び終わったら、画面下の「注文プレビュー」に中文の点餐句が組み上がります。▶ この 1 杯だけ試聴 ボタンを押すと、スマホが中文で読み上げます。
複数杯をまとめて頼みたい時、店員さんに「載具(ザイジュー)?」と聞かれた時、持ち帰り袋が要る時——どれもボタン一つで対応できるようになっています。
ホーム画面に追加(インストール)
このツールは App Store からダウンロードする「アプリ」ではありません。ブラウザのページを ホーム画面に追加 するだけで、アプリのように使えます。
iPhone Safari の場合
- Safari で yukihimetw.blog/order/ を開く
- 画面下の 共有ボタン(四角に上矢印が乗っているマーク)をタップ
- メニューを下にスクロールして「ホーム画面に追加」をタップ
- 名前は「台湾手揺茶」のまま、右上の「追加」をタップ
ホーム画面に「茶」の文字のアイコンが追加されます。それを押すと、アプリのように全画面で起動します。
Android Chrome の場合
- Chrome で yukihimetw.blog/order/ を開く
- 右上の 三点メニュー をタップ
- 「ホーム画面に追加」または「アプリをインストール」をタップ
- 「追加」をタップ
これでホーム画面のアイコンから直接ツールが起動できます。
一度開けば、ネットがなくても動きます。台湾の街中で電波が弱い時の保険にもなります。
使い方ウォークスルー
実際に一杯組み立ててみます。
例:紅茶+珍珠+三分糖+少冰+大杯+1 杯
- 「飲料」セクションで 紅茶 をタップ
- 「トッピング」で 珍珠 をタップ
- 「甜度」で 三分糖 をタップ
- 「温度」で 少冰 をタップ
- 「容量」で 大杯 をタップ(杯数はデフォルトの 1 のまま)
画面下の「注文プレビュー」に:
我要 / 一杯 / 大杯紅茶 / 三分糖少冰 / 加珍珠
と表示されます。▶ この 1 杯だけ試聴 を押すと、スマホが中文で読み上げます。
店員さんの前で再生する時は、スマホの音量を最大にしておく のがコツです。
複数杯のとき
「+ 注文に追加」ボタンを押すと、組み立て中の一杯が下の「注文リスト」に追加され、フォームがリセットされます。次の一杯を組み立てて、また追加。
リストに溜まったら、▶ 全部を店員さんに聞かせる で一気に読み上げます。「我要」は最初に一度だけ、各杯の間に少し間が入って、店員さんがメモを取れるテンポになっています。
載具と持ち帰り袋
会計の時に 「載具(ザイジュー)?」 と聞かれることがあります。電子レシートのカード/アプリを持っているかどうかの確認です。日本人観光客は持っていないので、下の 電子レシート・載具 セクションから:
- 紙のレシートで(電子レシート不要)
- レシートを台東のキリスト教児童ホームに寄付(コード 3194)
のどちらかを選んで再生します。
持ち帰り袋 が要る時は、上の「袋を 1 つください」のボタンを押すだけ。手揺茶店では袋は別売りのことが多いので、複数杯まとめる時に便利です。
対応するお店について
50嵐、清心福全、麻古茶坊、CoCo 都可などの主要なチェーン店では、概ね通用します。ただし、すべてのお店で使えるとは限りません。お店ごとにメニューや専門用語の呼び方が少しずつ違うことがあるためです。
たとえば、ある独立系のお店では珍珠を「波波」と呼んでいたり、ある連鎖店では「微糖」を使わず「三分糖」だけだったり、といった違いがあります。このツールは台湾の手揺茶業界の最大公約数を狙って作っているので、ローカルの小さなお店では一部の言葉が通じないこともあります。
その時は、画面を見せて指差しで伝えれば、たいてい何とかなります。
プライバシーと料金
- 完全に 無料、広告なし、課金なし
- 個人情報は集めていません。アカウント不要、ログインなし、行動ログなし
- 一度開けば オフラインでも動く(PWA の Service Worker で全コンテンツがキャッシュされる)
「阿尼色弗児童ホームへ寄付」という選択肢について
レシート寄付先として 阿尼色弗(Onesiphorus)児童ホーム(コード 3194)を入れています。
台湾には「電子發票(電子レシート)」という制度があり、買い物のレシート一枚一枚に くじ番号 がついています。2 ヶ月に一度抽選があり、当たれば NT$200 から最高 NT$1,000 万元まで。
旅行者が買い物したレシートも対象ですが、外国人が当選番号を確認して受け取る手続きは現実的ではありません。そこで 捐贈(寄付)に回すという選択肢があります。捐贈先のコードを店員さんに伝えると、レシートはその団体に渡り、もし当選すれば賞金もその団体に入ります。
阿尼色弗児童ホームは、1971 年、アメリカ人宣教師の傅約翰(フー・ヨハン)牧師によって台東に設立された児童保護施設。身体障害、貧困、虐待などで家庭で暮らせない子どもや青少年を受け入れ、生活ケア・教育・職業訓練・医療を提供しています。「阿尼色弗(Onesiphorus)」はギリシャ語で「助けをもたらす者」の意味、新約聖書に登場する人物の名前から取られています。
旅行で買った一杯の手揺茶のレシートが、もしかしたら台東の子どもたちの助けになるかもしれない——という回路を、ボタン一つで使えるようにしてあります。
ツールを開く
iPhone や Android で開いた方は、上の手順で ホーム画面に追加 してから使うのがおすすめです。台湾の街角で、必要な時にすぐ起動できます。
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ゆきひめ(台湾在住・グルメ手帖)