台湾新幹線の予約、公式サイトの日本語ページで完結します——実際に予約してみた

2026-07-05 · 台湾旅行のコツ

台北から高雄まで最速 1 時間半。台湾新幹線(高鉄・THSR)は台湾旅行の強い味方ですが、日本語で検索すると「クレジットカードが通らない」「深夜に張り付かないと買えない」——不安になる情報が多く出てきます。

そこで今回は、公式サイトの日本語予約ページで、実際に切符を予約してみました。結論:ふつうに買えます。決済は ANA Pay のカードで試したところ、一度で完了しました(2026 年 7 月・筆者実測)。

予約はここから

入口は台湾高鉄の公式予約システム。日本語表示のページがあります。

台湾高鉄 オンライン予約(日本語)

流れは日本の新幹線のネット予約とほぼ同じです。乗車駅・降車駅・日時・枚数を選んで、座席(窓側・通路側)を指定して、個人情報の入力へ。

ここでいちばん大事なポイント。身分証明書番号の欄には、パスポート番号を入力します。この番号は切符の受け取りと予約照会のキーになるので、絶対に打ち間違えないでください。間違えると、予約はあるのに照会画面に入れない・受け取れないという一番悲しい状態になります。

支払いの期限だけ覚えておく

公式ルールでは、予約できるのは操作当日から 29 日以内の列車。当日の列車も発車 1 時間前まで予約できます。支払期限は次の三段階です。

  • 乗車日まで余裕がある予約(3 日以後):予約から 3 日以内
  • 乗車日が近い予約(3 日以内):乗車日の前日まで
  • 当日予約:発車 30 分前まで

期限を過ぎると予約は自動キャンセル。カードは VISA・Mastercard・JCB・American Express・銀聯が使えます(AMEX は発行会社による制限あり)。

もしカード決済がうまくいかなくても、諦めなくて大丈夫。支払期限内なら、台湾到着後にコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマートなど)や高鉄の駅窓口で現金精算して受け取る——という公式の逃げ道があります。ネットの予約だけ済ませておいて、支払いは現地で、という使い方もできるわけです。

切符の受け取り

ネット予約はオンラインでの発券までは対応していないので、乗車前に切符を受け取ります。必要なのは予約番号とパスポート(予約に使った番号のもの)。受け取り場所は高鉄の各駅(窓口・自動券売機)か、提携コンビニです。

変更・キャンセルのルールも書いておきます。支払い後の日時変更は片道 1 回まで手数料なし。キャンセル(払い戻し)は発車 30 分前まで、1 枚につき NT$20 の手数料、カードへの返金は 7〜15 日ほどかかります。

予定より早く動けた日は——窓口で「繰り上げ」相談

観光が思ったより早く終わって、予約した列車まで 2 時間もある——台湾旅行ではよくある場面です。そんなときは、乗車当日、駅の窓口で「もっと早い列車に変更できますか」と相談できます。係員がその場で空席を調べて、空きがあれば手続きを案内してくれます。

ただ、ここで必要になるのが中国語。下の枠に希望の時間を入れると、窓口でそのまま見せられる中国語の文が大きく表示されます。音声での読み上げもできます。

希望の出発時間を選んでください(24 時間制)

ひとつだけ補足。空席がある場合に限られますし、すでに無料の変更 1 回を使っている場合の扱いなどは窓口の案内に従ってください。時間に余裕のない繰り上げより、「早く動けたら相談してみる」くらいの気持ちでどうぞ。

安く買いたい人へ——早割(アーリーバード)

公式サイトの予約では、早期予約割引「アーリーバード」も対象になります。最大 35%オフ(65 折)で、乗車日の 28 日前の台湾時間 0 時——日本時間の深夜 1 時——に発売開始。割引率の高い席から埋まっていき、人気時間帯は本当に早く消えます。

注意点がひとつ。アーリーバードは予約時に氏名とパスポート番号の登録が必須で、乗車時にパスポートの提示を求められることがあります。名義変更はできないので、家族の分をまとめて買うときも一人ずつ正確に。

定価で買うなら深夜に張り付く必要はまったくありません。旅程が決まった時点でふつうに予約すれば十分です。

アプリ(T Express)という選択肢

台湾高鉄の公式アプリ「T Express」を使うと、スマホの QR コードで改札を通れるので、切符の受け取り自体が不要になります。日本の App Store でも配信されていることは確認済みです(iOS)。

ただ、正直に書いておくと、アプリでの購入から乗車までの流れは、筆者はまだ実際に試せていません。このノートでは「実測できた公式サイト予約」を本線として、アプリは次の選択肢として挙げるにとどめます。試したら追記します。

まとめ

  • 公式サイトに日本語の予約ページがある。日本の新幹線予約と同じ感覚で使える
  • 身分証明書番号の欄はパスポート番号。打ち間違い厳禁
  • ANA Pay での決済は一度で完了(2026 年 7 月・筆者実測)。カードがだめでもコンビニ・駅での現地払いという公式ルートがある
  • 安く買うなら28 日前の日本時間深夜 1 時のアーリーバード。パスポート番号の登録必須
  • 受け取りは駅かコンビニで、予約番号+パスポートを忘れずに

データと規則の出典:台湾高鉄 オンライン予約の案内(公式・日本語)。予約手順と決済は 2026 年 7 月時点の筆者の実体験によります。規則は変更されることがあるので、最終確認は公式サイトでどうぞ。

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ゆきひめ(台湾在住・グルメ手帖)